
泉大津市文化協会のキャッチフレーズは 「文化協会で広がる四つのチャンス」がですが、四つのチャンス とは「教養の場」「創造の場」「親睦の場」「発表の場」です。
現在文化協会には事業部会が5部会と専門部会が18部会あり、 多彩な活動をしていてます。ここにその活動と記録を配信します。皆さんも文化協会という大きな輪の中に入って楽しく自己の能力を発揮し有効的に時間を使って下さい。
文化協会の会員数は410人で、専門部会が18部会あり、それぞれの部会では活発な活動をしています。ここに活動記録を配信しますが、皆さんも何れかの専門部会に所属して能力を発揮してみませんか。もし入りたい部会がない場合は「所属なし」で入会することもできますし、仕事や活動の場が 泉大津市内の方も文化協会に入会できます。 入会すると「文化協会だより」(年3回)や「社会見学会の申し込書」「会員作品展の出品申込書」「歴史探訪案内」など資料をお手元に郵送させていただきます。入会すると全ての事業に参加できます。通常は4月の入会になりますが、途中からでも入会できますので入会ご希望の方は「入会のご案内」をご覧下さい。
文化協会の部会
1. 演芸演劇鑑賞部
2. 絵画部
3. コーラス部
4. 茶華道部
5. 詩吟部
6.写真部
7.シャンソン部
8.手芸部
9.書部
10. 新舞踊部
11.川柳部
12.箏曲部
13.短歌部
14.陶芸部
15.童謡唱歌部
16.日本舞踊部
17.俳句部
18.民踊部
19.歴史探訪
20.所属なし
1.演芸演劇鑑賞部
当部は、平成18年に結成しました。お笑いをキーワードに鑑賞活動をしています。お笑いは「笑う門には福(健康)来る」と言われ、これらを踏まえ演芸演劇鑑賞部では、落語を主に講談、大衆演劇等を天満天神繁昌亭や神戸・喜楽館、浪切ホール等で鑑賞しています。
鑑賞部では会員を募集しています。落語等に興味のある方は歓迎します。(会費は月200円/年2,400円です。)
2.絵画部
「文化協会会員作品展」を令和2年3月25日(水)~29日(日)・ あすとホールで開催します。「第23回会員作品展作品募集」をご覧ください。部門は洋画、日本画、 書、 水墨画、墨彩画、版画、ちぎり絵、切り絵、はがき絵、写真、陶芸、短歌、俳句、川柳、手芸、いけ花などです。
クロッキー会にも参加してください
泉大津市教育支援センター(旧戎小学校)で毎月・第2週の木曜日夜、午後7時〜9時にクロッキー(デッサン)会を行っています。
3.コーラス部
泉大津市合唱連盟
平成24年に4団体が増え現在は8団体。隔年に開催する交歓演奏会や他の年にも合唱に関連した行事を行い、人と人との絆を大切にして合唱をより楽しく広げて行きたいと思っています。
少年少女合唱団 月4回土・日曜の午前に幼稚園から中学2年までの子ども達が青少年ホームで練習しています。
混声合唱団 毎週土曜日、13:30より勤労青少年ホームで練習。年齢は20代〜80代と幅広く男声6名と女声22名が宗教曲・ポップス・民謡等を練習。
穴師コーラス 練習は水曜日に勤労青少年ホーム。
女声コーラスあじさい 日本の心と言葉を大切にして誰もが親しめる歌を練習。月3回・月曜の朝からの練習と後の食事会も楽しみとなっています。
愛唱歌クラブ「カトレア」 誰もが知っている童謡・愛唱歌など日本の美しい歌を楽しく歌う事を通して仲間づくりや健康な人生を送りたいと願っています。
女声コーラス「ペペロッソ」 企業や専門職で働く人や子育て真っ最中の人、現役の学生など20代〜50代の多忙なメンバーですが、月に2回レッスン。あすとホールで開催されるイベント等にも参加しています。
条南若葉会 平成24年に結成した、 条南町老人会(長生会)が母体の平均年齢83歳のコーラスグループ。
歌クラブ「ヴィオレッテ」 総合福祉センターのクラブとして平成22年に発足。浜街道まつりで狂言と共演をするなど生き生きと楽しく活動しています。
混声合唱団では団員を募集
<練習日>
毎週土曜日、13:30~16:30
<場 所>
勤労青少年ホーム
<講 師>
中村 真貴子(指揮・指導)
柳原 愛友美・山崎 有希(伴奏)
入会ご希望の方は、練習を見学してください。
4.茶華道部
昭和17年泉大津市制施行の年に泉大津市茶華道連合会が結成されました。それから数年後、茶華道連合会は他の文化団体と共に、文化協会の設立に参加。現在茶華道部の大半が泉大津市茶華道連合会に所属し、子どもたちに伝統文化の心を伝承するために泉大津市内の幼稚園・保育園・認定こども園・小学校への出前講座に出向き、子どもたちと楽しみながら地域の中で活動しています。
茶華道展・伝統文化発表会
伝統文化は守るものでなく、未来を築くもの。皆様とご一緒に楽しみましょう。いけばな体験、和菓子体験、茶席、華道展示をいたします。
と き 2019年11月30日(土) 10:00~15:00
ところ テクスピアホール
5.詩吟部
詩吟部がいつから文化協会に名を連ねたかは分かりませんが、現在詩吟部というのは、母体は泉大津市詩吟連盟であります。詩吟連盟は昭和47年に泉大津市内に教室を持つ詩吟の多くの流会派の連携で結成されたました。現在詩吟連盟は6つの流会派が所属し、会員は100名ほどとなっております。文化協会は個人登録制であることから、各会派の代表、有志が登録しております。詩吟連盟は毎年春に研修会、秋に文化祭参加の吟詠大会を主たる行事として開催しております。個々には公民館、福祉ボランティアなどの分野でも活動しております。
詩吟連盟詩吟大会
令和4年10月23日、泉大津市詩吟連盟が一同に会して盛大な詩吟大会が行われました。体と知力のバランスがあってこそ、これからも健やかに吟じ続けられ会の発展をお祈りします。

吟詠大会
詩吟をお楽しみ下さい。
とき 2019年10月27日(日)10:00~16:00(受付 9:30)
ところ 南公民館2F 講堂兼体育室
6.写真部
「泉大津写真クラブ」として平成18年に結成。偶数月の第1金曜日に北公民館で例会を行っています。例会では各自が撮影したA4判の作品を黒板に掲示し合評します。また、バスをチャーターして桜や紅葉の名所などを選んで撮影会を実施し、作品展も会場を変えて開催しています。写真に興味のある方募集中です。
7.シャンソン部
シャンソン部は平成23年に結成。泉大津市の文化祭では「秋に唄う人生のドラマ、シャンソン」で参加。唄う事が大好きで、人生を美しく、楽しみ、声を出して、甘い恋歌・コミカルな歌・美しい歌・人生の歌などフランス語圏の古き良き時代の歌話であるシャンソンを、日本語で、一人ひとりの個性を生かし自分の歌にして唄います。皆さん、仕事に家事にと忙しい中、仲間との語らいの楽しみも大切に「人生の良き思い出」のページ作りに歌い練習しています。
8.手芸部
平成22年に文化協会の手芸部として発足。現在は、品物が豊富に有り余る時代ですが、自分で作る楽しみや観る楽しみ、心のこもった手作りの味、また一点しかない自分だけの物づくりを心がけております。若い人たちはケイタイで、ユーチューブで動画を見て理解します。しかし私達高齢者は手取り足取りの指導が無ければなりません。そこで「知りたい! 覚えたい! 作ってみたい!」の「三大たい」を学びの場から始めたいと思っています。私達ともども、高齢者の生きがいづくりを手助けしたいと願っています。文化協会での会員作品発表会などで皆様に見て頂く機会も、作品制作の励みとなっています。
手編・手芸作品展終了
文化協会手芸部に所属している会員の皆さんの「手編・手芸作品展」が開催されています。お友達とお誘いあわせの上、見に行って下さい。
かわいい小物たちなど、販売作品も用意されています。
と き 11月14日(土)・15(日)
10:00~17:00
入場無料
ところ ペパーミント
泉大津税務署東側

9.書部
文化協会会員作品展や市展に出品し、書に関係のあるところを見学するバスツアーもしています。「書」の世界は本当に幅広く奥深いものです。どの部門をとっても同じことが言えると思えますが、高い山に登ることと同じで、いろいろな登り道があり、息苦しいぐらい困難な時もありますが、途中ほっとする時もあります。書部への入会を歓迎します。
10.新舞踊部
新舞踊の会は平成16年に結成。市民会館で第1回「扇寿会」(新舞踊の会)の舞台を自主公演しました。平成17年からは踊り部門が、日本舞踊、新舞踊の2部門を文化協会で認めて頂き文化祭参加、また、隔年で新舞踊の会を開催しております。
新舞踊・日本舞踊の会終了
とき 2019年12月1日(日) 12:00~16:00(開場11:30)
ところ テクスピアホール
11.川柳部
川柳部は平成29年結成。毎月第2水曜日13:30から、川柳の集まりを勤労青少年ホームで行っています。川柳は、5・7・5のたった17文字で人間の可笑しみや哀しさや、はたまた愚かさなどを表現します。季語もなく、取り組みやすいと思われがちですが、なんと奥は深く、また言葉の魔法によって何気ない日常を愉快なものに変えてしまいます。毎月の部会の様子は、皆さんから投句された宿題を読み上げて「良いな」と思った句に挙手をします。何度挙手しても良いのですが、自分の句には挙手できません。手が多く上がった句から「天」「地」「人」と選ばれていきます。毎回の皆さんの句を記録して、その年の記念として「川柳集」の本を作って残しています。読み返しながらその成長を感じるのも良いものです。
茶華道部とコラボ
令和4年11月26日、テクスピア大阪のホワイエで川柳部と茶華道部がコラボしました。川柳部は色紙をパネルに展示し入場者に好きな句にシールを3つ貼って頂きました。

良い夫婦の日
川柳コンテスト
FMいずみおおつで公開選評
令和4年11月20日、良い夫婦の日川柳コンテストがFMいずみおおつ・西日本花き株式会社・文化協会川柳部の共同で行われました。44句の応募の中から選句された金賞、銀賞、銅賞には写真の花束が西日本花き株式会社さんから贈呈され、川柳部から金賞と銀賞の次の句が選ばれました。
〔金賞〕
お互いに花を持たせる良い夫婦
新子 美奈子
〔銀賞〕
彼岸花愛でては歩く老い二人
横田 節子

文化協会だより第61号「俳壇」掲載予定(10月1日発行予定)
お医者さん画面見ないで顔を見て
南 タカ子(宇多地区)
孫が来る用意するもの隠すもの
古垣内 求 (上條地区)
大丈夫優しいウソもあってよい
岩崎 久美子( 旭地区 )
楽しみはやっぱり箱を開けるまで
高津 徹也( 浜地区 )
夫婦でも言って良い嘘悪い嘘
山口 晴子( 高石市 )
川柳部が2つのコラボ企画
1つは川柳部とコンビニのセブンイレブン北助松店さんとのコラボで9、10月に地域の皆さまにお題「コンビニ」で川柳を募集したところ82句の楽しい川柳が集まりました。
2つめはの良い夫婦の日(11月22日)に因んだ川柳を、FMいずみおおつと西日本花き(株)、川柳部で共同企画で募集しました。なんと今回は日本全国から131句が集まり、次の3句にアレンジフラワーがプレゼントされました。
〔金 賞〕
今満開一緒にいようね枯れるまで
泉大津市 笑色
〔銀 賞〕
変わる世に変わらぬ桜夫婦愛
福島県二本松市 やんちゃん
〔銅 賞〕
コロナ花で夫婦の愛を試された
泉大津市 天久美

4冊目の作品集を発行
川柳部は発会以来5年目を迎え、メンバーも28名に増えました。1年間の各人の句をそれぞれ10句づつ集めた作品集が出来ました。題名も皆さんから公募し、4冊目なので「4」を織り込んだタイトル「四季折々」。コロナに明け暮れて、通信に切り替えたりしながら毎月会を催しています。
( 令和3年5月1日 発行 B6サイズ 69頁)

母の日に
コラボイベント
「母の日川柳」
5月9日・母の日にFMいずみおおつ・西日本花き株式会社・文化協会川柳部仙柳会がタッグを組んで、母の日川柳イベントを行いました。母の日にちなんだ川柳を「花」の名前を入れて詠んだ句を募集したところ30以上の応募がありました。上位3名の方に西日本花き株式会社さんより素敵な花束のプレゼント婚が渡されました。入賞句は次の通りです。(何故かカーネーションではなく薔薇です)
〈 入賞句 〉
母の日にスマホで送るバラの花
明
薔薇一輪想いあふれて頬一涙
ピーマン
ありがとうと言えずに母へ薔薇一輪
魅来
いい夫婦川柳
コンテスト
コンテストは終了しましたので結果を発表します。
〔金 賞〕
手をつなぎコスモスの花踊る道
高石市 魅来
〔銀 賞〕
花束を贈り贈られいい夫婦
条南地区 新子
〔銅 賞〕
二輪草いつも寄り添いいい夫婦
穴師地区 雪うさぎ
〔佳 作〕
山茶花の生け垣手入れ爺と婆
条南地区 ひっつき虫の妻
登山道花の名前を教え合い
旭地区 実々
シワ増えただれがドライのフラワーや
穴師地区 かねごん
いつまでも仲睦まじい二輪草
穴師地区 葛城隆雄
秋めいて夫婦で一杯酔芙蓉
上條地区 喜助
贈り物無くても君が花だよと
旭地区 ヒロシの母
ことばなくそっとおかれたかすみ草
旭地区 大ママ
薔薇供え写真の君と見つめ合う
旭地区 友遊
3冊目の川柳集発刊
川柳部は毎年、1年間の会員の作品集を発刊しています。3冊目にあたる「川柳三昧」もコロナ自粛の中、発刊に漕ぎつけることが出来ました。
川柳を開催している会場の閉館もあり、その間は「通信川柳」として急きょ郵送体制により教室継続を行いました。コロナ自粛の中、見えてきたのは「皆で集いながら川柳を楽しむ」素晴らしさ。これからも来年の4冊目に向けて進んでいきます。( 令和2年5月1日 発行 B6サイズ 64頁)
川柳部一同

令和2年度 第7回柳仙会優秀句
宿題 寄付
<天>
少しでも何かの役にと寄付をする
仙柳
<地>
集まった愛の心が寄付となり
仙柳
<人>
コロナ禍に祭中止で寄付もなし
喜助
<佳作>
門前の托鉢僧に喜捨をする
たか子
給付金全部寄付する太っ腹
友遊
宿題 自由題
<天>
しあわせは食べてる時と寝てる時
新子
<地>
もっと子を生んどきゃよかった10万円
白了
<人>
出世してサンマはついに高級魚
友遊
<佳作>
せめてもの球児に夏を交流戦
隆雄
「ミクス」から「マスク」で終わる安倍政権
魅来
席題 忘れてた
<天>
マスクして何故かマスクを捜すドジ
<地>
長電話真っ黒焦げの鍋あわれ
ひっき虫の妻
<人>
5万円ヘソクリ隠し忘れてた
たか子
<佳作>
不都合は早く忘れて出直しを
板垣正
思い出し2階に行けばもう忘れ
昭三
第55号文化協会だより「 柳壇 」掲載句
赤福を買って帰れば難波にも
隆雄
青春を狂わすコロナ甲子園
昭三
傘がない笑うしかない急な雨
心麿
子どもらの笑顔はじける登校日
実々
コロナ渦に旅行業者は夢売れず
友遊
第54号文化協会だより「柳壇」掲載句 (令和2年5月1日発行)
ウイルスも死んでなるかと進化する
天舟
歯痛とはお別れしました総入れ歯
喜助
カラオケでにわかカップル「デュエット」し
たか子
大相撲新旧交代春場所に
垣原 正
別腹の行き着く先は太っ腹
白了
第11回 仙柳会例会優秀句(令和2年2月12日)
宿題「初詣」
〈天〉
除夜の鐘お寺で次は神社へと
仙柳
〈地〉
初詣一喜一憂みくじ運 葛城隆雄
〈地〉
賽銭もキャッシュレスとは味気ない
ひっつき虫の妻
〈人〉
初詣五円投げ入れ福願う
たか子
〈人〉
初詣みくじ大吉晴れ気分
仙柳
〈人〉
初詣一年分の神頼み
葛城隆雄
〈人〉
今年こそ「こそ」を強めに初詣
友遊
自由題
〈天〉
ベランダに鳥が宅配花の種
明
〈地〉
初夢に富士鷹なすびどれも出ず
仙柳
〈人〉
歯痛とはお別れしました総入れ歯
喜助
〈人〉
レバノンヘ鐘の音届くゴーンゴーン
天舟
〈佳作〉
研修医に当たれば不運鯉の身は
たか子
〈佳作〉
歳末は冬枯れしそう懐も
葛城隆雄
〈佳作〉
いつまでも若くないよと鏡が言う
愛守
席題「図書館」
〈天〉
絵本読む幼子ひざに母笑顔
仙柳
〈地〉
期限来て慌てて返す本の山
愛守
〈人〉
図書館は知恵の宝庫だ行ってみな
天舟
〈人〉
予約本忘れた頃に電話くる
ひっつき虫の妻
〈佳作〉
図書館の窓際僕の指定席
明
第10回 仙柳会例会優秀句(令和2年1月8日)
宿題 「思い出」
〈天〉
思い出は笑顔のままで残したい
仙柳
〈地〉
思い出を毎日語る高齢者
天舟
〈人〉
90歳まだまだ思い出作ります
愛守
〈人〉
思い出は箱にしまって鍵かけて
友遊
〈佳作〉
あの頃は細かったのに今丸太
キューピー
〈佳作〉
君は誰思い出せない痴呆人
天舟
自由題
〈天〉
紅葉狩り行ったつもりでチラシ見る
キューピー
〈地〉
紅葉もそこのけそこのけ冬将軍
喜助
〈人〉
パーキング券を失くして出られない
愛守
〈人〉
カラオケでにわかカップル「デュエット」し
たか子
〈佳作〉
即位の礼平安絵巻夢のよう
ひっつき虫の妻
仙柳会では会員募集
<練習句会> 毎月第2水曜日、13:30~15:00
<場 所> 勤労青少年ホーム2F
<講 師> 祐仙 淳子
入会ご希望の方は句会を見学してください。
12.筝曲部
昭和33年発足し、49年より毎年秋には市の文化祭に参加。その間「泉大津市成人式」「浜街道まつり」などへの出演。また毎春の国立文楽劇場へ参加しています。
下村さんが
NHKFM「邦楽百番」に出演
邦楽部の下村弘子(菊多嘉弘子)さんが令和3年9月11日にNHKFMの「邦楽百番」に出演し、宇治巡りを演奏しました。

筝曲の会開催
令和1年11月24日、午後1時からテクスピア大阪小ホールで、泉大津市文化祭参加として開催しました。

13.短歌部
短歌・谺(こだま)は、南公民館を学習場所として昭和53年4月に発足いたしました。短歌を通じて心豊かに生活の充実をはかる事を趣旨としています。毎年発行する合同歌集は平成30年で39冊目となりました。1冊目は昭和56年「花環」と名付けられ、寺田恒子先生の発案で誕生いたしました。先生亡きあと、栃尾先生が編集に関わって下さり1冊1冊の花の名が繋がって今に至っています。また数年前より、花みずき会の方が加わり一層楽しい歌集となりました。健康に気をつけながら歌作りに楽しみ、皆と逢える喜びを味わいながら日々過ごせれば有難いことだと思っています。40年を越えて続けられている短歌会が、心の拠り所として学習の場として、これからもあり続けたいと思います。
「文化協会だより」第58号「歌壇」に掲載
むらさきの葡萄一房のせし皿こぼれし実より吾は食みおり
旭地区 河内 恵子
無観客の甲子園のボール音ビシッと聞こゆナイスピッチング
旭地区 新井 世利子
雨上がり掃く手を休め見入るわれ藤棚の下ゆるるこもれ陽
上條区 宇井 奈保子
「文化協会だより」第57号「歌壇」に掲載
他府県に住む息子訪ぬるを思案する「不要不急」と云わばさあれど
浜地区 中村 祥子
コロナ禍のさなかに夫が入院の友への手料理ひじきの煮物を
穴師地区 辻川 育子
朝焼けの雲横切りて鳥一羽大きくはばたき空ひとり占め戎地区
河合 春美
「文化協会だより」第56号「歌壇」に掲載短歌
猛暑日の続く夕べの戸を繰ればこうろぎの音と涼風入りく
橋本 博子(楠地区)
医師からの説明聞くときそばに居る嫁の存在頼りに思ふ
碩上 暁子(楠地区)
携帯の便利さ友に諭されていちから学ぶスマホの操作
羽田野 智子(戎地区)
「文化協会だより」 第55号「歌壇」に掲載短歌
手入れせぬ庭にも季の過ぎゆきの証と残る南天の朱
青野 喜久子
夏めくもコロナ自粛の日々なれど身心ともに滅入ることなく
船越 タミ子
震災後二十五年を迎えしと今朝のニュースに合掌の一刻
金井 君子
手入れせぬ庭にも季の過ぎゆきの証と残る南天の朱
青野 喜久子
夏めくもコロナ自粛の日々なれど身心ともに滅入ることなく
船越 タミ子
震災後二十五年を迎えしと今朝のニュースに合掌の一刻
金井 君子
明け方の浅い眠りを行き来していくつの橋を渡っただろう
条南地区 河内 恵子
少女の背リュックに揺れるぬいぐるみ吾を見ている手を振るごとく
浜地区 中村 祥子
古希すぎて免許更新無事通過心はればれ空は青空
穴師地区 辻川 育子
歌集「杜若」発行
今年の歌集は『杜若』(かきつばた)です。
いま、新型コロナウイルスの流行病はわが国だけでなく、世界中にひろがりこの疫病と戦っています。「三密」を避ける日常生活を守りながら、一刻も早い疫病の終息を願っています。
第45代聖武天皇は天皇の御代の流行った疫病を鎮める願いをもって、東大寺を建立、大仏を安置されました。
そして、宮中行事の一つとして薬狩りが行われていて、薬狩りに行く前に衣に杜若を摺りつけて出かけていました。
天皇に仕えていた大伴家持のその時の歌
杜若衣に摺りつけ大夫の着襲(きそ)ひ狩する月は来にけり(巻十七・三九二一)
杜若を衣に摺り染にして大夫たちが着飾って狩をする月がやって来たことだ
杜若は薬草であったようです。また、野の水辺をいろどるカキツバタは美しい人をも形容する花でもあったようです。
今年はこの歌の杜若を歌集名にと迷いなく定めました。一刻も早いコロナの終息を、せめて気持だけでもと祈るばかりです。
何が起こるかわからない中で私達は生きています。大きなことは出来ませんが、身のまわりで出来る佳き事を日々心掛けていこうと思っています。
「こだま会」は仲の良いクラブの伝統です。メンバーの入れかわる中にも皆仲良く会が進み、この歌集も長きにわたり発行されています。心身ともに健やかに、が願いです。皆様の御指導をよろしくお願い申し上げます。
令和2年10月吉日
栃尾 悦子

第52回
泉大津市文化祭
短歌大会
文化祭短歌大会が、令和元年12月1日・テクスピア大阪地下1階B02会議室で行われました。下記の方々が受賞されました。
〈市長賞〉
PLの花火を去年は母と観し今年は笑顔を想ひしひとり
新井 世利子
〈教育長賞〉
使うことなきを願いつ非常袋台風予報に中身確かむ
田中 二三子
〈文化協会賞〉
時期くれば甘き香放つ金木犀オリオンのもと黄金の星屑
稗田 静子
第52号文化協会だより、4面「歌壇」掲載句
各停の窓に息吹き二年生覚えし文字を得意げに書く
羽田野 智子
ほかほかのデニッシュパンに魅せられて少し早めの昼食となり
橋本 博子
一面に茶畑広がる牧の原五月の風は新茶の香
河合 晴美
14.陶芸部
陶芸部は土を触る事による老化防止や日常生活で使用できる器などの制作と、個人個人で特徴ある作品作りに一生懸命取り組んでいます。市内では、南公民館・北公民館・個人の陶芸教室など作陶の出来る場所があり、一人でも多くの方々に作陶の楽しみを味わって欲しいものです。また展示会の見学や鑑賞会などの参加を通じて、陶芸の輪を広げ各々のレベル向上が見込まれる取り組みなどの企画が出来ればと思っています。陶芸の底辺拡大として取り組んでおります。粘土遊びを行う事により、将来につながるものと思いますので、陶芸部へ入部きたいします。
15.童謡唱歌部
「元気に楽しく歌いたい」と思い集まった人たち、年齢も60歳代〜80歳代までですが、皆さん元気いっぱいに頑張っています。名称も始めは「ワラベソング」として出発し、少しずつ人数も増えてゆき、今は渡辺孝子先生というすばらしい指導者にめぐまれて「翌桧(あすなろ)の木は明日はあこがれの桧(ひのき)になろうと日々努力している」という名の由来にちなんで「あすなろメイト」に改名しました。 子どもの頃に謡っていた童謡・小学唱歌も大人になると中々覚えていないものです。初めて聞く童謡も沢山ありました。それらの歌を1つ1つ覚えていく事は本当に楽しい事です。2年くらい前から少しむつかしい「ビリーブ」や「365日の紙ヒコーキ」の様な私たちには少し難題な歌も教えていただいております。始めはなかなか歌えなくて大変でした。でも渡辺先生は根気よく少しずつ指導してくださいます。練習日は毎月第2金曜日、第4金曜日の午前10時〜11時30分まで練習しています。
16.日本舞踊部
昭和47年、前市民会館の柿(こけら)落しに「第1回日本舞踊の会」を開催、以後文化祭を発表の場として各流派協力し、芸の向上・精進に励んでまいりました。平成18年からは新舞踊と相互協力し、日舞をより親しみ楽しんで頂こうと取り組み、皆様からもご好評を頂いています。日舞は立方(舞い手)、地方(唄・三味線・琴)、鳴物(太鼓・小鼓・笛)から構成される古典芸能の集大成です。めまぐるしく移り過ぎる昨今、それらを継承・発展させていくには、様々な事情があります。日本古来からの礼節、風習、作法、和のしつらえ、それらを育む伝統文化はじりじりと後退し、かつて日本人が誇りとした良風美俗は徐々に薄れていく様です。その中、当市には日舞をこよなく愛し、日々のお稽古に精進する愛好者が根強く定着しています。平成15年から「文化庁補助事業伝統文化親子教室」を、幼児から高校生対象に無料で開講しています。「日本の子供に…、日本の唄で…、日本の踊りを…」を主旨に、日舞を通して長幼の序を弁えた正しい言葉使い・豊かな情操・思いやる心を次代に、和服に親しむことを第1歩に基本を指導します。過去から受け継いだものを未来に繋げることが、伝統芸能に携わる者の使命だと思っています。
17.俳句部
泉大津市の俳句部会は、森本恭生師の指導の下に「栲幡(たくはた)句会」があり、また「泉大津句会」「山吹句会」と3つの句会が一丸となって「ホトトギス」誌の傘下「未央」の誌友として頑張っています。俳句は座の文学であり、一人では駄目です。座の文学ゆえに、句のみでなく、自然を愛し人を愛し極楽の時間を与えてくれます。一人でも多くの人と共に、春秋を詠み、日本人である喜びを謳歌したいと願っております。三つの句会の門は、いつでも全開しております。
<俳壇>
病棟の消灯までの秋灯下
川上 法子(条東地区)
爽やかや湖面は天の鏡なる
小梶 綾子(浜地区)
分身の杖の見つけし竜の玉
金銅 塩子(条南地区)
秋晴や今日の一日に感謝して
北野 葉子(浜地区)
父の日や父の齢越へ父偲ぶ
奥田 不二子(条南地区)
文化協会市民俳句大会
コロナ化のため通信句会
(令和3年9月25日)
古賀 しぐれ選
〈天〉
横顔のわづかの愁ひ扇置く
旭地区 須谷 友美子
〈地〉
推敲の秋の扇の開きぐせ
浜地区 多田羅 紀子
〈人〉
蕎麦(そば)の花木霊(こだま)崇むる塗師の里
条南地区 池田 幸恵
栲幡(たくはた) 句会の幹事をされていました 森本恭生師 が令和3年6月6日に死去されました。享年79歳。
森本恭生師 に捧ぐ栲幡句会会員の弔句です。
紀の川の流れ早めし五月雨
八木 徹
たくはたの導の蛍見失う
布野 寿星
蛍の灯す紀泉の国境
細井 保
老鶯や栲幡(たくはた)の宮鎮もりぬ
辻 多津子
大いなる詩情残され沙羅散華
岸野 幸子
紫陽花の色を淡しと夕心
伊藤 悦子
師の訃報言葉のなくてさみだるる
奥田 不二子
彼岸へと舵とる小舟月涼し
山田 佳音
夏霧の海銅鑼の音の消えゆけり
池田 幸恵
<俳壇>
化野(あだしの)の念仏のごと百千鳥(ももちどり)
条南地区 池田 幸恵
百千鳥ダム湖の底に村一つ
楠地区 山田 佳音
草笛を吹き故郷恋ひ母を恋ひ
高石市 植田 みよ子
百千鳥峡の宿りを満喫す
条南地区 辻 多津子
草笛を上手に吹けて嬉しそう
旭地区 新垣 悦子
<俳壇>
万象は農の手引書田水張る
池田 幸恵(条南地区)
二月の風尖りくる渚かな
奥田 不二子(条南地区)
日脚伸ぶ宇宙の動きたがわずに
河合 しづ子(浜地区)
授かりし曾孫を抱き暖かし
金銅 塩子(条南地区)
船人に花の水都のくれなずむ
山田 佳音(楠地区)
俳句部に新入会された
皆さんの句
春雪を眺むカーテン全開す
戎地区 中野 禎子
バレンタインデー嬉しくも悲しくも
浜地区 榊原 玲子
豆撒きの鬼今朝七時出勤す
条南地区 山下 恵子
旧暦を重んず母に旧正月
浜地区 丸山 かよ子
梅の香の流れてくるよ曲がり角
和歌山市 北出 多世子
市民俳句の会受賞句
「 市民俳句の会」を 令和1年11月28日にテクスピア402会議室で開催しました。当日の兼題は「切干」「枯葉」でしたが、下記は受賞句です。
〔天〕
切干の炊いたん提げて子の新居
楠地区 山田 佳音
〔地〕
人の棲む気配も消して冬構
上條地区 中村 さだ子
〔人〕
枯葉舞ひエッフェル塔の見ゆカフェ
大阪 古田 小春
第52号文化協会だより、4面「俳壇」掲載句
短夜や思案思案で終わりけり 植田 みよ子
万緑の奈落を抜けて行者宿 山上 輝子
夏帽子黒か白かと迷い被る 北野 葉子
万緑と風と鳥語と青き空 小梶 綾子
熊野道万緑の道神の道 新垣 悦子
「文化協会だより」
第55号に掲載の俳句
川挟み源平蛍対峙せり 八木 徹
動かざる事が肝要蛍狩 細井 保
浮草に蛍灯りて流れつく 伊藤 悦子
掌に点す蛍の息づかひ 辻 多津子
紀伊殿も籠ゆるめしや螢川 森元 恭生
泉大津市内の句会
たくはた句会
と き 毎月第1土曜日 13:00~
ところ 勤労青少年ホーム
幹 事 森本 恭正 (℡ 0725-21-1421)
泉大津句会
と き 毎月第3水曜日 13:00~
ところ 総合福祉センター
幹 事 多田羅 初美( ℡ 0725-21-2799)
山吹句会
と き 毎月第3土曜日 13:00~
ところ あすとホール
幹 事 多田羅 初美 ( ℡ 0725-21-2799)
各句会への入会歓迎します。川柳部・
18.民謡部
平成18年に民踊部が出来て文化協会所属となりました。民踊部はスローガンに「楽しく笑顔で、踊りの輪から人の和」を掲げて部会員一同踊りの練習に励んでいます。民踊研究会を始めとして、市民納涼・民踊おさらい会・民踊講習会に参加。皆さんも私たちと共に踊りの輪に入って下さい。ご参加を歓迎します。場所は、総合体育館・南公民館・北公民館・各地区長寿園・福祉センターなどです。
19.歴史探訪
20. 所属なし